ハイヒールシカ

鹿のオブジェ?

だけど、なんか変だ。頭に脚が生えてる。口にはジッパーまで付いてるし。
「ハイヒールシカ」と名付けられたこの作品は、イラストレーターとしても活躍中の都築まゆみ美さんが制作した作品です。

作品誕生のきっかけ

元々、モチーフとして「脚」が好きで様々な作品に「脚」を取り入れることが多かったと都築さん。 本作品は、インパラという草食動物をモチーフとした作品を制作していた際、ツノの部分が「脚」に見えたことから、ツノではなく「脚」に変更すると面白いのではないかと思い、制作したのがきっかけで本作品が誕生しました。

物作りに夢中になった少女時代

制作者の都築まゆ美さん

造型からデザインまで手掛ける美術関係の仕事をしている父と、洋裁学校の講師をしている母との間に誕生した都築さん。家の中には、両親が仕事で使う材料がたくさん転がっていたので、「暇さえあれば何かを作っていました」と、物作りに夢中な少女時代を過ごします。小学生ながら、「美大に行く!」と決めていたそうです。

その後、武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科に進学。小学生の頃からの目標である美大進学を見事に達成した都築さんはインテリアデザインを専攻します。

イラストレーターの道へ

イラストレーターとして活躍する都築まゆ美さんの装画の仕事

大学を卒業後は、父が設立したグラフィックデザインの事務所で働き始めますが、元々絵を描くのが大好きだったこともあり、父の事務所を辞め、イラストレーションの仕事を始めます。当初はデザイン事務所に所属していましたが、作品が賞を受賞したことがきっかけでフリーとして独立。独立後は、本の装画や文芸誌の挿画を描くイラストレーターとして活躍。

ファブリック・トロフィー誕生

壁一面に並んだファブリック・トロフィー

イラストレーターとして活躍されていた都築さんですが、2009年、イラストレーターが大勢集まってぬいぐるみを制作販売するというグループ展に参加します。当初は植物をモチーフしたものを作ろうと思い、枝を制作していたそうですが、枝が鹿のツノに似ていたことから、鹿のオブジェを制作。「ファブリック・トロフィー(動物の剥製”ハンティング・トロフィー”を模した布の立体作品)」の原形が誕生します。ハイヒールシカも「ファブリック・トロフィー」の作品の一つです。

その後、個展に「ファブリック・トロフィー」を出展。徐々にイラストレーションの仕事と並行して「ファブリック・トロフィー」の制作を行うようになります

好きが仕事になる幸せ

「お休みとかあるんですか?」とお尋ねしたところ、笑顔で「休みはないです。ずっと作っています。」と都築さん。制作するのが大好きで毎日制作に没頭しているそうです。暇さえあれば作品の構想をしたり作業をしてしまうという都築さんからは、「好きなことを仕事にできる幸せ」を感じました。

また、都築さんには表現してみたい世界があるそうなんです。それは、以前都築さんが装画を担当した小説の中の世界。その小説の中では様々な動物の剥製がビッシリと置いてある洋館が登場するそうです。洗面台やトイレ、ちょっとしたところにも置いてある動物の剥製達。そんな動物の剥製に囲まれて生活するような世界観を表現したいとお話ししてくれました。

ファブリック・トロフィーの制作風景を見せて頂きました

全ては原画を描くところからスタートします。鉛筆で描いています。

描いたデザインを生地にプリントします。

ハサミで、生地を切り抜いていきます。

切り抜いた生地。

切り抜いた生地をミシンで縫い合わせていきます。

生地を縫い合わせたら中に綿を詰めていきます。

作品の完成です。

材質 コットン、合成皮革、皮革、ポリエステルわた
重量 480g
サイズ 高さ:約58㎝(角の先から本体の裾)
幅:約30㎝(耳の左右端から端まで)
奥行き:約20㎝(壁から鼻先)
※サイズは壁に掛けた状態で最も長い距離を採寸しています
価格(税込) ¥32,400
支払い方法 クレジットカード・銀行振込み
送料(税込) ゆうパック:全国一律(沖縄・離島は除く)680円 / 買い物合計金額15,000円以上の場合は送料無料
発送予定 ご注文日から2~3日以内
備考 ・写真の色はディスプレイの環境によって実物と若干異なる場合があります。

同じ作家の他の作品

Drawing trophy - rabbit
小さな襟とリボンをつけた澄まし顔の野うさぎ。¥21,600
Plants
植物をモチーフにした絵画を元に製作された作品。¥32,400